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2007年3月31日 (土)

番組紹介:BS世界のドキュメンタリー「キューバ革命特集」

070401_b  世界に衝撃を与えた「カストロ」「ゲバラ」「キューバ革命」「キューバ危機」などについてどの程度知っていますか。

 うれしいことに、「NHK BS世界のドキュメンタリー」で、6夜連続で「キューバ革命特集」が明日より放映されることになりました。

第一日目
「アメリカが見たカストロ 〜キューバ革命の光と影〜 前編」
 BS1: 4月1日  (日) 後10:10〜11:00

カストロの生涯を追ったドキュメンタリー。冷戦時代の超大国アメリカと旧ソ連との覇権争いの中、カリブ海の小さな島国で、カストロが外交手腕を発揮しながら、いかにしてカストロのキューバを築きあげたかを伝える。前編は、その誕生から、1959年に革命政権を樹立するまでを描く。

「アメリカが見たカストロ 〜キューバ革命の光と影〜 後編」
 BS1: 4月1日  (日) 後11:10〜0:00

カストロの生涯を追ったドキュメンタリー。後編は、キューバのミサイル危機などを含め、冷戦時代に米ソという超大国のはざまで、どのようにカストロのキューバを築いていったかを描く


続きを読む "番組紹介:BS世界のドキュメンタリー「キューバ革命特集」"

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2007年3月30日 (金)

スペイン語映画:María Llena Eres de Gracia (「そして、一粒のひかり」)

B000eif4py01_aa192_sclzzzzzzz_  映画Las cartas de Alouは、アフリカから命がけでスペインへ密入国する青年の物語でしたが、今回取り上げるコロンビア映画「そして、一粒のひかり」は、さらに危険を冒してアメリカへ密入国しようとする少女の物語です。

 みなさんは、麻薬を密輸する方法として、胃の中に隠して持ち込む方法を知っていますか。ゴム袋が破れて粉が胃に広がれば命に関わる、たいへん危険な行為です。

 今回の映画は、そんな危険を冒してアメリカに密入国する少女の物語です。

 

南米の社会問題に鋭く切り込みながら、ひとりの若い女性の成長をすくい取り、サンダンス国際映画祭での観客賞ほか、数々の国際映画祭で評価されたドラマ。17歳のマリアは生花を商品にするための加工作業をしている。乳児を抱える姉をはじめ、女ばかりの家族はマリアの収入を当てにしており、彼女はプレッシャーを感じながらも日々を過ごしていた。そんな中、深く愛し合っていたわけでもない彼氏の子供を妊娠していることに気づいたマリアは、結婚はせずひとりで解決しようとする。が、上司と職場で衝突し仕事を失ってしまう。偶然出会ったフランクリンから“ミュール(麻薬を胃の中に飲み込んで密輸する運び屋)”の話を聞いた彼女は、危険だと知りながらも5000ドルという報酬に、仕事を引き受ける。3人のミュールとともに、麻薬を詰めたゴム袋を62粒も飲み込んで、マリアはニューヨーク行きの飛行機に乗り込んだ。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7666/index.htmlより引用)

 麻薬を詰め込んだゴム袋を1つずつ飲み込むシーンは衝撃的です。1つのゴム袋の大きさは、男の人の親指を一回り大きくしたサイズです。もちろん噛んだら、中毒で死んでしまいます。一粒飲み込むだけでもいかにたいへんか想像できるでしょう。それを、17歳の女性が、時間をかけながら62粒も飲み込むのです。こんな苛酷な運び屋の実態、或いはそれを選択せざるを得ない人たちが存在するという事実はショッキングです。

 このような悲惨な状況を生きる主人公マリアは、強く魅力的な女性に成長していきます。ラストは、自立した人生を歩みだす決意をしたマリアが描かれます。その凛とした表情がいつまでも印象に残る映画です。

 この映画の背景を理解するには、コロンビア社会における麻薬問題の深刻さを知る必要があります。これに関しては以下のサイトが参考になります。

 

コロンビア入門Q&A

この映画のDVDはTSUTAYAで借りました。Amazon.com.jpでも入手可能です。

関連情報:「そして、一粒のひかり」公式HP
関連情報:エンタメ・ブレイク 「そして、一粒のひかり」
 

[瓜谷]



 


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2007年3月29日 (木)

スペイン語映画DVD紹介:Voces inocentes 「イノセント・ボイス 12歳の戦場」

B000fhvubq01_aa240_sclzzzzzzz_  内戦の恐ろしさや悲惨さをこれほど臨場感豊かに描写した映画を他に知りません。

 映画は、冒頭からあどけない少年たちが、ゲリラの一味とみなされ、雨の中を処刑場に連行されるシーンで始まります。 

 ストーリーを紹介すると

1980年、中米の小国エルサルバドルは、政府軍と貧しい農民を中心に結成された反政府ゲリラ組織FMLNが激しく戦う内戦下にあった。両軍が対峙する境界線上に住む11歳の少年チャバは、銃弾が飛び交う過酷な状況の中でも、母や姉弟、友達や好意を寄せる女の子に囲まれ明るさを忘れずたくましく過ごしていた。しかし、そんなチャバにも怖いものがひとつある??それは12歳の誕生日を迎えること。なぜなら、12歳になった少年は政府軍に強制的に兵士として徴兵されるからだ。不安を抱えながらも、家族を助け、友達と遊び、初恋も経験したりと精いっぱい生きるチャバ。しかし、ますます激化激しくなる戦火で学校は無期閉鎖となり、家も引っ越すことに。そして、チャバの楽しくて大切な少年時代の時間は足早に過ぎていき、12歳の誕生日を迎える…。(http://www.amazon.co.jp/イノセント・ボイス―12歳の戦場-オスカー・トレス/dp/4812425344より)

 この作品の描写がここまでリアルなのは、実話に基づいているためです。冒頭のシーンのような処刑を間一髪で逃れた少年の一人が国外に脱出し、米国で俳優になりました。彼の自らの体験談を脚本化し、それをメキシコ人監督が映画化したのがこの作品です。

 エルサルバドル内戦の取材経験のある写真家長倉洋海氏がこの映画を評してつぎのように語っていますが、全く同感です。

家の中に銃弾が飛び込んでるシーンやチャバが住む地区が火をかけられるシーンに衝撃を受けるが、より心に迫ってくるのは、戦火の中を生きる人々の姿だ。
チャバが同級生の少女に恋心を打ち明けたり、友達と木に上りマンゴーをとるシーンがある。母親の言うことをきかずにおしりをたたかれたり、家計を助けようとバスの臨時車掌をする場面も。徴兵狩りから身を隠したトタン屋根の上で、ずっと星を数えるシーンはせつなくなる。が、少年は家族や友、まわりの人に助けられながらたくましく生きていく。普通の人々の生活の一つ一つを丹念に描くことで、人々が愛し守ろうとしたものが見えてくる。それは、通り一遍の戦争報道からは伝わってこない“生きることの真実”なのかもしれない。(「映画が描いたエルサルバドル内戦・今を問う少年兵の悲劇」)

 平和な日本に慣れた我々には想像すらできない世界が描かれています。胸が張り裂けそうになる場面も少なくありませんが、第三世界の現実を知るためにも多くの人に見てもらいたい映画です。

 この映画のDVDはTSUTAYAで借りました。Amazon.com.jpでも入手可能です。http://www.amazon.co.jp/イノセント・ボイス~12歳の戦場~-カルロス・パティジャ/dp/B000FHVUBQ

[瓜谷]

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2007年3月28日 (水)

スペイン映画DVD紹介:El Bola

 

Elbola 現在スペインでは、親による児童虐待が社会問題化しています。そして、このスペイン社会の闇の部分を告発した映画がこのEL Bolaです。
2000年度のゴヤ賞の最優秀映画賞ほか4部門を受賞し、スペインで大ヒットしました。

 EL Bolaとは12歳の少年のあだ名で、彼は父親から虐待を受け続けています。日本でひどいイジメにあっている子が人に言えないように、彼もだれにもその事実を言えません。心身共に深く傷ついているEL Bola少年は、だれにも心を開くことができなくなっていました。そんなある日、彼のクラスにやって来た一人の転校生と知り合うことで、彼の人生には大きな転機が訪れます。転校生やその親のやさしさから、現実を直視する勇気が与えられ、最後には、自分の父親と対決するまでに成長します。

 暗く重いテーマの映画にもかかわらず、少年たちの友情がまぶしいほどさわやかに描かれています。この映画の見所は主人公のEL Bola少年を演じたJuan José Ballestaのたぐいまれな演技力で、彼の純粋で魅力的な笑顔はいつまでも記憶に残るでしょう。

 スペイン語字幕付きDVDつきなので、スペイン語学習教材としてもおすすめです。

(スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年3月27日 (火)

エクアドル映画DVD紹介:CRONICAS (「タブロイド」)

 

Htavcoverimage この映画、たまたまTSUTAYAで見つけたのですが、衝撃的な作品でした。

 2004年のエクアドル・メキシコの映画。サンダンス・NHK国際映像作家賞でラテンアメリカ部門を受賞し、大評判になりました。監督は、セバスチャン・コルデロ。出演は『ムーラン・ルージュ』、のジョン・レグザイモ、メキシコの俳優ダミアン・アルカザール、『トーク・トゥ・ハー』、『死ぬまでにしたい10のこと』のレオノール・ワトリング。

 南米エクアドルが舞台のサスペンスドラマで、ストーリーは

物語の舞台は子供ばかりを狙った連続殺人鬼に震え上がるエクアドル。連続殺人鬼は「モンスター」と名付けられ、連日、新聞の一面をにぎわせている。この日 も被害に会った子供の葬儀が執り行われていた。この事件を取材するためにマイアミからやって来た人気ジャーナリストとクルーはその現場で予想もしていな かった出来事に遭遇する。路上に飛び出してきた子供を車が撥ね殺し、その運転手がその場にいた住民や撥ね殺された子供の父親のリンチに遭ったのだった。悲 劇的なことにその子供は「モンスター」に殺された双子のもう片方で、両親にとって残された唯一の子供だった。そして事故を起こした男の車には彼の子供も同乗し、近くには身重の妻もいた。車を運転していた男とリンチをした男は逮捕され、刑務所へ。翌日、刑務所を訪れたジャーナリストに事故を起こした男から 「モンスター」しか知りえない、「モンスター」に関する情報がもたらされる。・・・(http://www.movienet.co.jp/movie/opus05/tabloid/index.htmlより引用)


 冷酷非常な連続殺人犯は、家族思いのやさしい父親の一面も兼ね備えた人物として描かれています。そこでは、人間性における善と悪の境界線がぼやけています。

 そして、報道における演出とやらせの境界線、正義と偽善の境界線がどれほど不確かなものであることに気づかされます。

 普段われわれが正しいと信じている価値観がどれほど不確実なものであるかを思い知らされます。

 関連情報:映画「タブロイド」公式HP http://www.tabloid-movie.jp/
 関連情報:タブロイド【映画情報】ムービーネット  
  http://www.movienet.co.jp/movie/opus05/tabloid/index.html

 [瓜谷]

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2007年3月26日 (月)

新作映画DVD紹介:La vida secreta de las palabras(あなたになら言える秘密のこと)

 

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 先日まで日本で公開されていた「あなたになら言える秘密のこと」のDVDがスペインではもう入手できました。この作品は、「死ぬまでにしたい10のこと」のイサベル・コイシェ監督の最新作で、今回もアルモドバル監督がプロデュースしています。2005年のゴヤ賞の最優秀作品賞と監督賞を受賞し、世界各国で高く評価された作品です。


あらゆる感情を封印したかのように誰にも打ち解けず、黙々と工場で働くハンナ。その真面目過ぎる働きぶりを上司にとがめられ強制的に取らされた休暇中、思いがけないことから油田掘削所の事故で大怪我をした男・ジョゼフの看護を買って出る。向かった先は海に浮かぶ油田。そこには陽気で腕のいい料理人をはじめ風変わりな男たちが働いていた。彼らと生活を共にするうちにハンナは次第に笑顔を取り戻して行くのだが…。
イサベル・コイシェ監督が、再びサラ・ポーリーを主演に描く愛と命と再生の物語。チキンとライスとリンゴだけの食事、執拗に手を洗い、電話をかけても一言も発しない。カメラはハンナの孤独な暮らしを追い、やがて海上の油田掘削所に舞台を移す。外界から隔絶された場所と孤独志向の男たちに居心地の良さを感じ、視力を失って寝たきりのティム・ロビンス演じるジョゼフの言葉に耳を傾けながら彼女は少しずつ心を開き、遂には自らの過去を告白する。生きていることを恥じるほどの痛みに苦しんでも尚、生き続けるハンナの姿に、人はどう過去を背負い、未来に希望を見出して行くのかが見事に描かれている。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10057/story.htmlより引用)


 主人公であるハンナの心の闇の原因があまりにも衝撃的なだけに、そんな彼女が人に対して心を開き、人間らしい感情を徐々に取り戻していく姿は感動的でした。

 日本で公開されたときは、セリフは英語ですが、スペイン製DVDはスペイン語の音声と字幕も収められているので、スペイン語の勉強にも最適です。

 (スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

 関連情報:「あなたになら言える秘密のこと」映画公式HP
    http://www.himitsunokoto.jp/

[瓜谷]

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2007年3月25日 (日)

新作図書紹介:「聖骸布血盟 」

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 スペインのベストラー小説 LA HERMANDAD DE LA SABANA SANTAの日本語翻訳版が出版されました。

 ところで、この小説のタイトルの「聖骸布(LA SABANA SANTA)」とはなんだか知っていますか。イエス・キリストが十字架にかかって死んだ後、その遺体を包んだとされる布のことです。トリノの大聖堂に保管されているため、「トリノの聖骸布」(Shroud of Turin)とも呼ばれています。この布の真偽に関する論争は未だに続いています

 この聖骸布を巡る冒険小説が、「聖骸布血盟 」です。出版元のランダムハウス講談社の解説を紹介します。


トリノ大聖堂への襲撃を繰り返す”舌のない男”たちの秘密集団。
キリストの埋葬布をめぐる、
血塗られた二千年の陰謀が明らかに。
キリストの聖骸布が保管される、トリノ大聖堂で火災が発生。焼跡から発見されたのは、「舌のない男」の焼死体だった。その2年前、同じ聖堂で逮捕された窃盗犯にも、やはり舌がなく、指紋もすべて焼かれていた。美術品特捜部部長マルコは、二つの事件の関連を疑い、捜査に乗りだす。だがこれは、やがて世界を震撼させる恐ろしい陰謀劇の序章にすぎなかった……。聖骸布をめぐる謎と歴史のうねりが織りなす、歴史ミステリ巨篇。

スペインで27刷り、50万部突破の大ベストセラー。現在、17カ国語に翻訳されている。

 ダ・ヴィンチ・コードのような歴史の謎解きに関心のある人にお勧めです。

 [瓜谷]

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2007年3月24日 (土)

映画DVD紹介:Las cartas de Alou

 

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 スペインの海岸には、毎日のようにアフリカ大陸からたくさんの密航者が小船で漂着していることを以前の記事で書きました。彼らにはどんな運命が待ち受けているのでしょうか。

 そんな疑問に答えてくれるスペイン映画のDVD(Las cartas de Alou:「アロウからの便り」)を入手したのでご紹介します。

 この映画は、現代のスペインの大きな社会問題である不法移民のおかれた厳しい状況を描いた社会派ドラマです。スペインでは、このように今直面している社会問題をテーマにした映画がたくさん作られています。

 主人公のアロウはアフリカの黒人青年。より人間的な生活を夢見て、小船に乗って地中海を渡り、スペインへ密航します。なんとかスペインにたどり着いたものの、お金もパスポートもありません。不法移民の彼が手に入れることができる仕事は、スペイン人がいやがるようなきつい労働だけです。

 タイトルである「アロウからの便り」とは、アロウが故郷の両親に書く手紙のことです。手紙では彼の目から見たスペインの生活が語られます。スペインではいろいろな仕事に従事しますが、そのひとつが安物装身具の行商です。両親への手紙の中で、一番売れる場所についてこんなふうに説明しています。

 「一番儲かる場所はね、いかがわしい女たちのいるクラブなんだ。酔っ払い客が女たちの歓心を買うために、装身具をたくさん買ってくれるからね。」

 アロウの目の前にはいつも多くの困難が立ちはだかっています。言葉と異文化の壁、偏見や差別。警察に捕まれば強制帰国です。そんな逆境の中で、同じ境遇の仲間たちと助け合いながら、たくましく生きるすべを学んでいくのです。

 スペイン語字幕付きDVDつきなので、スペイン語学習教材としてもおすすめです。

(スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年3月23日 (金)

スペイン語の入力方法

 ときどきパソコンでスペイン語を入力するにはどうしたらいいのか質問されることがあります。

 WindowsでもMacでもスペイン語に特有のアクセント記号やエニェの文字を入力するには、入力モードをスペイン語用に切り替える必要があります。

 以下のHPをご参照ください。

 1)Windowsでのスペイン語入力法(XP)

  2) Windowsdでの入力方法(Vista)

 3)Macでのスペイン語入力法

[瓜谷]

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2007年3月22日 (木)

日本で公開されたスペイン語映画の数々

 日本で公開されたスペイン語圏映画って、いったいどれくらいあるのでしょうか。そんなことを几帳面に調べた人がいます。

http://www.amazon.co.jp/gp/richpub/listmania/byauthor/A2S5X8MHNAAB8F/ref=cm_lm_fullview_name/250-0582881-8193807?page=0

 ここでは日本語字幕で見ることのできるスペイン、メキシコ、中米、南米の映画の数々が紹介されています。自分の知らない映画がこんなにたくさんあったとは驚きです。

[瓜谷]

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2007年3月21日 (水)

学科からのお知らせ:長期留学帰国の皆さんへ

 ついに本年度のスペイン・メキシコ長期留学が終了しました。
まだ帰りたくなかったというの人も少なくないようですね。

 留学先からの2006年度フォトレポートの数々どうもありがとうございました。皆さんの生活の様子が具体的にわかるので、とても好評でした。

 さて、今回は長期留学帰国者のための単位認定試験についてのお知らせです。

 授業開始は4月11日(水)で、単位認定試験は4月16日(月)からの一週間になります。

 ただし、会話はひとりずつ口答試験で時間がかかりますので、4月11日(水)の授業開始から4月20日(金)までの間に随時行うことになります。スペインからの帰国者はティノコ先生の研究室、メキシコからの帰国者はヘオルヒーナ先生の研究室で、あらかじめアポイントメントをとって面接を受けてください。各試験の時間などの詳細は決まり次第お知らせします。各種掲示などに注意していてください。

 それから、3月29日(木)の長期研修生帰国報告会にも必ず出席してください。当日、みなさんに会えるのを楽しみにしています。

[瓜谷]


 

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2007年3月20日 (火)

新作映画紹介:サン・ジャックへの道

 

20070316

評判がいいので、一昨日シネスイッチ銀座で見てきました。フランス映画ですが、舞台はスペインの世界遺産・サンティアゴ巡礼路です。

ストレスで薬に依存している兄ピエール、頑固なオバサン教師クララ、アルコール漬けで文無しの弟クロード。険悪な仲の兄姉弟が、亡き母の遺産を相続するためフランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼路を一緒に歩くはめになった。このツアーの同行者は、ガイドのギイ、山歩きと勘違いして参加した女の子エルザとカミーユ、アラブ系移民の少年サイッド、従兄弟サイッドにだまされ、二人分の旅費を母親から出してもらったラムジィ、物静かな女性マチルド。9人の男女が、様々な思いを胸にフランスのル・ピュイから旅の一歩を踏み出した。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10373/story.htmlより)

 笑っているうち、心が暖まってくる作品です。信仰心の有無にかかわらず、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼体験が呼び起こす不思議で厳かな気持ちが実感できるでしょう。

 ちなみに映画のタイトル「サン・ジャック」とは、聖ヤコブのことで、スペイン語では、「サンティアゴ」です。

キリスト教12使徒の一人である聖ヤコブ(スペイン語名サンティアゴ)の墓が9世紀初頭、スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラで発見され、それ以来、ローマ、エルサレムと並び、このサンティアゴがヨーロッパ三大巡礼地の一つとして崇められ、キリスト教信者の心の拠り所となっています。中世には年間50万もの人が徒歩又は馬車でピレネー山脈を越え、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指したと言われています。その道程は約800kmにも及び、巡礼者は巡礼のシンボル(通行証でもあった)であった帆立貝の貝殻を提げ、水筒、杖を手に長い道程を旅しました。
http://home.att.ne.jp/wood/aztak/untiku/santiago.htmlより)

 スペインに行く機会があったら、ぜひサンティアゴ・デ・コンポステーラまで足を伸ばしてみてください。ライトアップした夜の大聖堂の幻想的な美しさは息をのむほどです。

 関連情報:映画「サン・ジャックへの道」公式ホームページ

 関連情報:サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

 

[瓜谷]

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2007年3月19日 (月)

こんなリスニング教材はいかがですか。

 スペイン語圏の人々のするジェスチャー「スペイン語ジェスチャー小辞典」(白水社)という辞書をご存知ですか。これは、スペイン語圏の人々が日常よく使っている基本的な身ぶり130項目あまりについて詳しく解説したもので、各動作にイラストもついています。

 なんとこの辞書のインターネット版DICCIONARIO DE GESTOS ESPAÑOLESが無料で公開されています。こちらはイラストの代わりに各動作のビデオ映像までついています。身ぶりが実際に使われている生き生きとした対話場面が映像と音声で再現されているので、よりわかりやすくなっています。

 このネット版の辞書を、リスニングの教材として使ってみませんかというのが今回の提案です。使い方を説明しましょう。辞書の最初の項目がacercarseとなっているので、試しにこの項目から始めてみましょう。

 

http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/~ueda/gestos/gestos.htm#[[Acercarse]]

Acercarse

>>***[VIDEO]
María. José: Ven, ven, que te vas a enterar.

 

 [VIDEO]の部分をクリックすると映像と音声が再現されます。この場合、あらかじめセリフを読まないで、音声だけに集中してください。短いセリフですがナチュラルスピードなので、結構苦労するのではないでしょうか。

 この教材がリスニング教材としてもすばらしい理由は

 1)とても自然なナチュラルスピード(日本人にはとても速くて難しい)

 2)短い場面を切り取ってあるので、何度でもそこだけ繰り返して聞ける。

 3)映像付きで、ジェスチャーまで知ることができる。

 ぜひ試してみてください。とてもいい耳の訓練になりますよ。

 [瓜谷]

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2007年3月18日 (日)

スペインで働きたいですか(2)

 以前の記事「スペインで働きたいですか」の続編です。

 今回は、スペイン語学科卒業生の遠藤直美さんからの情報で、バルセロナの駐在者から聞いた話だそうです。(遠藤さん、muchas gracias)

1)仕事を探す方法としては領事館に登録、あるいは、日系企業の人事課宛にメールを直接送る等の方法があります。

2)仕事の内容は、一般的にスペイン語が堪能でない日本からの出向者と現地のスタッフの橋渡し的仕事が多いため、スペイン語が喋れることもさることながら、日本での仕事経験があり、商習慣が分かる人のほうが重宝されるようです。

3)VISAについては一般応募で採用する場合は取得までに8ヶ月位。企業側としては雇用を決めてから正式に働き始めるまでそれほど待てないのがジレンマです。そのため、学生のステータスで入国し学校に行きながら仕事を探す人が多いそうです。

4)最近ソニー、シャープで日本人の募集・雇用があったとのこと。全く無いと思っていたので意外でした。シャープは事業を拡張していて工場で生産管理をする人が必要だったようです

やはり、スペインの場合、スペイン語学科生が卒業後すぐ就職できるケースは少なそうです。このへんがメキシコでの就職事情とは違っています。

関連情報:スペイン語学科HP 卒業後の進路「メキシコで就職するには
関連情報:スペイン語学科HP 卒業後の進路「メキシコでキャリアを磨く

[瓜谷]

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2007年3月17日 (土)

日本人学習者はまじめすぎる?

Georgina

 

 

 リクルートの進学ネットというサイトにスペイン語学科のヘオルヒーナ先生のインタビュー記事が掲載されています。その中で先生が興味深いことを言っています。

「理解できればとにかくウソでもいいから答えること。ただ日本人学生は真面目ですね。最初は正しい答えを返そうとして、考え込んでしまう人が多い。『今日何食べた?』と聞かれたら、本当は食べてなくても『お魚を食べた』『カレーを食べた』と答えればいいと私は教えています。会話の練習なのですから」。
リクルート進学ネット:「ラテンアメリカ文学&文化の研究」より引用)

 たしかに、日本人は会話の授業でも質問されたとき、ウソを答えるという発想は出てきにくい気がします。しかし、西洋人の学生などは、本当のことを言ってもつまらないときや正直に答えたくないときは、ウソでもいいから面白いことを言って笑わせようとする人が多いですよね。ヘオルヒーナ先生なんかその典型なのかも。(笑)

 どうも、きまじめさは会話の練習にはあまり役立たないようです。嘘も方便。楽しく余裕を持って会話の授業に臨みましょう。

[瓜谷]

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2007年3月16日 (金)

旅行情報:スペインの中・長距離バスの使い方

  スペインでは中・長距離の移動は、多くの場合、鉄道よりバスが便利です。例えば、提携大学のあるサラマンカと首都マドリードの移動も、バスのほうが鉄道よりも一般的です。バスは1時間に1本以上の本数があるからです。(参考HP:マドリード・サラマンカバス時刻表とターミナル)。

  スペインの長距離バス網はとても充実しているのですが、その使い方はあまり知られていません。そこで、つぎのサイト(「スペイン国内をバスで移動する」)をご紹介します。これを見れば、チケットの買い方、乗車方法、ターミナル情報などを知ることができます。

 また、All Aboutのスペイン・ガイドを務める大槻英樹氏の記事「スペイン観光中の強ーい味方、中長距離バス」もおすすめです。ちなみに、大槻氏はスペイン語学科の卒業生で、現在は、スペイン留学情報の紹介や留学サポートを行う「スペイン語.com」を立ち上げて活躍中です。

[瓜谷]

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2007年3月15日 (木)

新作映画DVD紹介:Alatriste

Alatriste
 17世紀のスペインを舞台にした歴史冒険ドラマで、本年度のゴヤ賞三部門を受賞した作品です。スペイン・米合作で、主演はロード・オブ・ザ・リングのヴィゴ・モーテンセンで、イスパニア歩兵連隊の兵士アラトリステを演じています。ちなみに、イスパニア歩兵連隊とは、当時のヨーロッパ諸国で、泣く子も黙ると恐れられたスペイン精鋭部隊です。

 日本ではまだ上映されていないので、スペインから注文したDVDで見ました。見所は17世紀のスペインの様子が忠実に再現されているところです。特に興味深かったのがイスパニア歩兵連隊の戦闘場面です。この歩兵連隊の構成は、約3000人の兵士が12中隊に分かれ、鉄砲隊と長槍隊が中心でした。

 

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 長槍隊が使っていた槍は、ベラスケスの名画「ブレダの開城」の背景画面右側に林立して描かれていますが、見たことはありますか。ちなみに映画でもブレダの開城のシーンが出てきます。この映画を見て、なぜ長い槍が使われたのか、はじめてわかりました。この槍は攻めるよりも守るときに威力を発揮するのです。

 当時、戦場では、歩兵連隊の鉄砲隊が主力になりますが、銃は弾を詰め替えるのに時間がかかりました。この間に敵の騎馬兵から攻撃を受けます。そのとき、歩兵連隊は円陣を組み、長槍隊が無数の長槍を前方に倒して掲げ、盾とするのです。こうして、歩兵連隊が一匹の巨大なハリネズミのようになります。スゴイ発想法です。これでは、敵の騎馬兵も容易には近づけません。

 さて、この映画の原作は、アルトゥーロ・ペレス=レベルテのベストセラー小説
キャプテン・アラトリステ・シリーズ」です。すでに日本語版も出版されています。

 熱狂的なファンが多く、日本でも「13世紀トレドでアラトリステをチーム翻訳する」といったブログまで存在します。 ちなみにこのDVDはスペイン語字幕付きですので、スペイン語の勉強にも最適です。

 (スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年3月14日 (水)

番組紹介:「メキシコ謎の巨大ピラミッド」

Photo_7 テオティワカン遺跡を知っていますか。

 メキシコシティーから北東へ50キロ移動すると、突然巨大なピラミッド群が姿を現します。古代都市遺跡、テオティワカンです。メキシコシティーから近いので、メキシコに留学する学生達は一度は訪れ、その圧倒的な存在感に感動しています。

 そのテオティワカン遺跡を紹介する番組がNHK教育テレビで放映されます。メキシコ留学を考えている人は、お見逃しなく。


16世紀のはじめ、ヨーロッパの人々がアメリカ大陸に渡る前の時代、メキシコの一帯を支配していたのはアステカの人々でした。アステカには平和な楽園の神話が言い伝えられてきました。かつて、神々のつくった理想郷が存在していたというのです。あるとき、アステカの人々は荒地にそびえ立つ巨大なピラミッドの遺跡を発見し、そこをテオティワカン「神々の集う場所」と呼びました。アステカ帝国は、この遺跡を宇宙で最も神聖な場所としてあがめたのです。しかし、テオティワカンのピラミッドが何に使われたのか確かな証拠はありません。いまだ支配者らしき人たちの墓は見つかっていません。もうひとつ手掛かりの少ない理由は、文字による記録がまったくないことです。当時の人々が自分たちを何と呼び、どのような言葉を話していたのか、それさえも謎なのです。テオティワカンの発掘調査が始まったのは今からおよそ100年前です。これまでに90万点以上の発掘品が発見され大切に保管されています。近年、考古学者たちはこの謎に満ちた壮大な文明のドラマをひも解き始めました。
http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/55.html

 

 NHK教育テレビの「地球ドラマチック」で2007年3月21日(水曜日)午後7時から放映予定です。

[瓜谷]

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2007年3月13日 (火)

新作図書:教養スペイン語の語彙に関する5都市の比較研究

 

  061017urawa

 ある単語がスペイン語圏の他の地域でどのような単語で置き換えられているか調べることができるようになりました。

 スペイン語学科の浦和幹男先生の長年の研究成果が出版されたからです。

 スペイン語は広大な地域で使用されているので、国あるいは地域ごとに使われる単語にも様々なバリエーションがあります。たとえば、tapasという「酒のつまみ」をメキシコではbotanas,ベネズエラではpasapalos、キューバではsaladitos、中米各地ではbocasとかboquitasと言うそうです。(「スペイン語の世界」p.151)

 浦和先生の「教養スペイン語の語彙に関する5都市の比較研究」にはそのような情報が満載されています。

 

本書は、各都市生まれで大卒以上の学歴を持ち、知的活動をしている教養のある25歳以上の男女91名のインフォーマントが回答してくれた情報を分析し、比較検討したものである。調査の内容は、日常生活に係わる4,452の質問項目から構成されている。
  首都の教養スペイン語はその国の代表的なスペイン語と考えられているので、本書に収めた5都市の教養スペイン語の語彙の調査結果は、まさにそれぞれの国の標準スペイン語の語彙といえる。したがって、これらを精査すれば、旧大陸のスペインのスペイン語と新大陸のアメリカ・スペイン語の基本的な語彙の共通性やその違いを、あるいは各都市の語彙の特徴を改めて知ることが出来るであろう。なお本書の出版について、拓殖大学ならびにスペイン文化省のグラシアン基金より2006年度の助成を受けた。
出版社/発行:拓殖大学研究叢書(人文科学)/2006年10月17日
(拓殖大学HPより転載)

 

 この著書は語彙調査の専門書ですが、索引が充実していて、スペインや中南米でどのような語が使われているか手軽に比較することができる実用性の高い辞書的な性格も兼ね備えています。

[瓜谷]

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2007年3月12日 (月)

日本について説明できますか

 日本の社会・文化・政治・経済について、どのぐらいスペイン語で説明できますか。

 留学から帰った学生がよく言います。日本について、質問されて答えられないことが多くて、とても恥ずかしかったと。これは、スペイン語力以前の問題で、日本についてあまりにも知らないことが多いのに気がついたようです。

 考えてみると、ふだん、ニュースなどを聞いて、なんとなくわかったような気がしても、いざ説明しようとすると、うまく言えないことがよくあります。どうも、わたしたちの日本に関する一般常識は、予想以上に頼りなさそうです。

 それでは、どうしたらいいのでしょうか。

 そんな悩みをもつあなたにおすすめなのがNHKの「週刊こどもニュース」(毎週土曜日夜6時10分放映)です。こども番組だとばかにしてはいけません。「今週の大はてな」というコーナーでは、「格差社会とは何か」、「消費者金融って何ですか」「水俣病を知っていますか」など、ややっこしい問題を、こどもにでもわかるようにやさしく解説しています。どうしたらこんな説明ができるのだろうと感心するほどのわかりやすさです。

(関連記事:NHKの「週刊こどもニュース」が面白い

 外国語で何か説明するときも専門用語を駆使するよりも、やさしい日常言葉で表現するほうが自分にとっても話しやすいし、相手にもはるかに伝わりやすいものです。「週刊こどもニュース」は、一般常識を鍛えるのに役立つだけでなく、わかりやすい説明の方法まで学べてしまいます。

 うれしいことにNHKのHPには、過去にとりあげた「今週の大はてな」のテーマがデーターベース化されています。

http://www.nhk.or.jp/kdns/_hatena/hatena.html

 

同じようなテーマを解説する機会がでてきたら、これを参考にすると、あなたの説明はずっとわかりやすいものになりますよ。

[瓜谷]

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2007年3月11日 (日)

スペインの移民問題:教育の現場で

スペインでニュースを見ていると、毎日のようにアフリカ大陸からの大量の密入国者が漂着し、保護される様子が映し出されます。彼等は、小舟にすし詰めの状態で、海を渡ってくるのです。多くは劣悪な船内で体をこわし、命を亡くすものも少なくありません。(関連記事「スペイン、押し寄せるアフリカ移民」

なぜ、こんなことになっているのでしょうか。スペインは1970年代までは欧州や中南米へ移民を送り出す国でした。しかし、最近は経済繁栄を謳歌するスペインを目指す不法移民が急増しています。

最新の経済成長率は4%に迫り、国内総生産はカナダを抜いて世界8位になっています。サパテロ首相は「一人あたりのGDPは2、3年後にイタリアやドイツを抜く」とまで言っています。このスペインの経済成長を支える要因のひとつが移民の労働力なのです。(関連記事「スペイン:経済成長に貢献する移民」

2000年時点でスペインの出生率は1,2%しかなく、EU15カ国の中でも最低です。つまり、日本同様、深刻な少子高齢化問題に悩んでいるのです。そこで、労働力を確保し、年金制度を維持するためにもスペイン政府は移民受け入れに積極的です。

そんな背景から、スペインでは様々な国や地域からの移民が急増しています。そのため、外国人のスペイン社会への同化に伴う様々な問題が浮上しています。教育現場における同化の取り組みを扱ったテレビ番組が放映されるのでご紹介します。

BS世界のドキュメンタリー[再] 

03/14(水) 前10:10 >> 前11:00  NHK衛星第1

スペイン:違いをどう受け入れるか▽移民の子供

スペインの中学校に転校してきた4人の移民の子どもたちに1年間密着し、異文化を受け入れることの難しさと大切さを伝える。スペインではアフリカや南米からの移民が急増している。北東部・バルセロナにあるカン・プーチ中・高等学校では、移民の子どもたちが生徒全体の16パーセントを占める。今回取材した4人の出身地はボリビア、アルゼンチン、モロッコ、ウクライナ、全員カタルニア語が全く分からない。初めは授業が理解できず、内にこもることが多かったが、教師らの協力で言葉を覚えると友達もできた。ただ、その過程ではさまざまなトラブルも起きた。モロッコ出身の男子が差別発言をされた時、教師はそれを授業に盛り込み、なぜ人種差別がいけないのかをクラス中で徹底的に議論した。05年、スペイン制作。

(http://www.ontvjapan.com/)

[瓜谷]

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2007年3月10日 (土)

サラマンカ大学の紹介番組

明日(3/11)の夜、世界遺産紹介番組(TBS)でサラマンカ大学が紹介されるそうです。

▼世界遺産[S][H][文]
03/11 後11:30〜深00:00 TBSテレビ(TBS)ドキュメンタリー・教養 
 ナレーター/中村勘太郎
 スペインに現存する最古の大学・サラマンカ大学とサラマンカ旧市街を訪ねる。
 サラマンカ大学は人々が文字の読み書きもままならなかった13世紀に誕生した
 。建築、音楽、天文学など最先端の学問で、サラマンカの町はヨーロッパの知の
 拠点として発展した。コロンブスやセルバンテスをはじめ、多くの人々がサラマ
 ンカを訪れ、歴史の舞台へと旅立っていった。町に刻まれた多くの学生たちの足
 跡とともに、スペインの黄金時代をしのばせる歴史と文化を紹介する。

[瓜谷](O N T V  J A P A N   お好み番組メールより転載)

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新作図書:スペイン語作文の方法(表現編)

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スペイン語学科の小池和良先生の新作で、既刊『スペイン語作文の方法(構文編)』の続編です。

この本の長所は単語と単語の組み合わせのきまり(コロケーション)を効率よく学習できる点にあります。

たとえば、「遠足」はexcursiónで、「遠足する」はhacerと結合して、hacer una excursiónといいます。ところが、paseo(散歩)の場合は、hacer un paseoとは言いません。darと結びついて、dar un paseoと言います。

このような単語間の結びつきの制限を知ることが、外国語を習得する上で、絶対必要なのですが、実は最もむずかしいハードルでもあります。多読も不可欠ですが、膨大な時間がかかります。

もっと効率的に語彙の結びつきの制限を学習する方法はないかと思っていたら、小池先生が「スペイン語作文の方法(表現編)」を書いてくれました。

ぜひ、おすすめしたい一冊です。

詳しくはこちらをごらんください。

[瓜谷]

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2007年3月 9日 (金)

スペイン語学科生、スペイン語弁論大会で三年連続上位入賞の快挙!

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2006年12月9日第15回スペイン語弁論大会(創価大学主催・キューバ共和国大使館後援)が開催され、拓殖大学外国語学部スペイン語学科三年生の伊本慧さんが優勝、同学科三年生佐野友哉君が第四位という素晴らしい成績を収めました。

 同弁論大会における拓植大学のスペイン語学科学生の活躍には目を見張るものがあり、2004年度は高橋裕香子さんが優勝、2005年度は小林未沙ロミーナさんが準優勝、そして本年度の伊本慧さんの優勝で三年連続の上位入賞という快挙を達成しました。

 今回、優勝した伊本さんのスピーチは、「平和への小さな一歩」というタイトルで、自分自身を大切にしながら、心に余裕を持って周りの人々に接しようと訴えかけています。サラマンカ大学留学で磨きをかけた見事なスペイン語力に、キューバ共和国大使のオルランド・エルナンデス氏からも賞賛のお言葉をいただきました。

[瓜谷](拓殖大学HPより転載)

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ブログの効率的な情報収集法

お気に入りのブログやニュースサイトが増えてくると、チェックがたいへんになります。せっかく開いたのに、更新されていなくてがっかりした経験はありませんか。

そんなあなたにおすすめな小道具がRSSリーダーです。これに登録すると、いろいろなブログの新着記事を自動で収集してあなたの手元に届けてくれるので、ウェブからの情報収集はとても効率的になります。

Windows用もMac用も多数公開されていますので、使わない手はありません。興味のある人は、RSSナビをごらんください。

[瓜谷]

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2007年3月 8日 (木)

スペイン人女子学生の見た日本

日本に来たスペイン人はどんなことに驚くでしょうか。そんなことを知りたいあなたにおすすめなブログがMemoirs of Butterfliesです。

筆者はスペインからの交換留学生のカルラさん。元気で明るい魅力的なスペイン人女性です。

彼女の日常生活はびっくりの連続。お店などの前によくある鍵付きの傘立てを見つけてその便利さにびっくり。日本の100円ショップの品揃えは世界一とびっくり。日本では高校に入るときまで靴を脱がなければいけないのにもびっくり。

彼女のブログは日本での体験の数々がとてもユーモラスに語られています。文章はスペイン語ですが、日本の若者の生態や日常生活の観察が中心なので、とてもわかりやすく、スペイン語を読むための教材としてもおすすめです。

ちなみに、彼女はスペインのサラマンカ大学からの交換留学生で、毎年日本語を勉強している学生一人が拓殖大学にやってきます。その反対に、拓殖大学のスペイン語学科からも一名が選抜されて、スペインで交換留学を体験しています。

スペイン語学科生の交換留学体験談はこちらこちらをごらんください。

[瓜谷]

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