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2007年5月 4日 (金)

スペイン語の疑問:挨拶はなぜ複数形になるのですか?

 スペイン語でなぜBuenos días を複数形にするのだろうと疑問に思ったことはありませんか。南山大学の高橋覚二先生が、とても興味深い説を教えてくれますよ。

 スペイン語では「おほよう」「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶 buenos días, buenas tardes, buenas noches は複数形を使います。同じロマンス語のイタリア語,ポルトガル語,フランス語,あるいは系統が異なる英語などでも挨拶は単数形を使います。何故なのでしょうか?

取り急ぎ,思いつくままに。

確かなことは分かりませんが,意味区別のためだとどこかで読んだことがあります。

スペイン語では単数形と複数形で意味が異なることがよくあります。nieve「雪」 は人名になると Nieves (雪子に相当か?),merced「恵み」は人名になると Mercedes, dolor「苦しみ」は人名で Dolores, 白雪姫は Blancanieves と複数形で使います。地名ではアルゼンチンの首都は複数形を用いて Buenos Aires になっています。一般の名詞でも単複で意味の変わる語は,bien - bienes, esposa - esposas, resto - restos, gracia - gracias などいくつもあげることができます。

buenos días, buenas tardes, buenas noches の単数形は,それぞれ,buen día, buena tarde, buena noche ですが,単数形で用いると hoy es buen día とか hace buena tarde のように別の意味になります。

本当のところはどうなんだろう?

http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/%7Ektaka/dicgram/dicgram.htm より引用


 高橋先生のページ「スペイン語の教科書に書いてないこと」には、この他にもスペイン語文法に関するさまざまな質問への回答が満載で、おすすめです。

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