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2007年6月16日 (土)

図書紹介:カディスの赤い星

51bezp39dll_aa240_  スペイン語学科生諸君と話していて気づいたことは、逢坂剛氏を知らない人が少なくないことです。これはいけません。スペイン関連の著作がこれだけあるのですから。そこで、今日は、彼の出世作をご紹介しましょう。

 いつか自分も読むことになるだろうなと思っていたが、ようやくその時期が到来して読めたという気がしている。発表された当時に読んでも自分としてはおそらくは多くのミステリの内の一冊としてしか認識できなかっただろう。年を経て少しは人生経験も積んで、スペインにも一度は訪れることができた後に読むことができ、この小説の面白さを十分堪能できた気がした。作者の真の処女作であり、この作品を世に問いたいがために逢坂剛は小説家となったという作品なのだそうだが、1986年の出版後、第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞を立て続けにトリプル受賞してしまった傑作であることは周知のことであり、ここに書くまでもない。本書は文庫で上下巻合計800ページを超える大作であり、内容的には ・・・

(この続きは、http://homepage3.nifty.com/prof_m/es/books/kadis.htmをご覧ください)

[瓜谷]

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