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2007年6月 9日 (土)

図書紹介:ドン・フェルナンドの酒場で

510mm1s61cl_aa240_  イギリスの文豪サマセット・モームはスペインをこよなく愛していました。「ドン・フェルナンドの酒場で—サマセット・モームのスペイン歴史物語」はスペイン旅行記・文化論の名著です。この作品の興味深い書評を見つけたのでご紹介します。

初めてグラナダを訪れた24歳の青年は、着いた日の夜、夕食をすましてから、興奮してじっとしていられず、町に降りて行きました。若気の至りで町の娼家に入り込み、一人の娘を選びましたが、彼女はスペインの昔の小説に出てくるヒロインのように緑色の瞳をしていました。しかし、服を脱ぐと、まだ子供らしい体つきで、尋ねると13歳とのことです。「どうしてこんなところに来た?」と聞くと、「アンブレ(飢え)」とだけ答えました。感受性の強い青年は、この悲劇的な言葉に胸を打たれて、金を与えると、また着物を着るように言い、情熱も消えはて、ゆっくりと丘を登って寝床に入ったのです。
 この青年こそ、ロンドンの病院での5年間のインターン生活から解放されて、自由にスペインの旅を始めた頃のサマセット・モームでした。「私はこの国を歩きまわった。そして、初めて見る光景のすべてに感激した」と彼は書いています。まず、彼を捉えたのは、・・・

この続きは、http://saiki.cocolog-nifty.com/shoka/2006/08/post_27ac.htmlをごらんください。


[瓜谷]

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