「聞く力」を伸ばす

2009年6月 6日 (土)

スペイン語映画DVDの字幕情報:日本製アニメの場合

122256_0jpg 以前、当ブログで、スペイン語字幕付きのDVDを使ったスペイン語勉強法をご紹介しました。

「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強(理論編)」
http://supeingogakka.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/dvd_11cc.html

その中で、「スペイン製DVDでもハリウッド映画はスペイン語字幕付きだが、スペイン語音声がスペイン語字幕に完全には一致していない」と書いたところ、読者の一人である、スペイン語学科OBの横山暢彦さんからつぎのような情報をいただきました。

日本製アニメのDVDを販売しているJonuMediaと 言う会社のDVDは話しているスペイン語とスペイン語字幕がほぼ同じでリスニング練習に最適です。

また、日本語音声も選択できるので、音声を日本語・字幕をスペイン語にすれば、日本語からスペイン語への翻訳練習もできてしまいます。

しかも、安いのも魅力です。日本でシリーズ全巻セットを買うと10万ぐらいするのですが、たったの39ユーロ程度で購入可能です。

実際にどんな作品が購入可能かは、こちらをご覧ください。

ちなみに、今回の情報提供者の横山暢彦さんは94年卒業で、スペインのグラナダ大学大学院の生態学研究所に所属しながら、ヨーロッパと日本の間で爬虫類の輸出入ビジネスに従事しています。バルセロナ動物園やドイツのシュツットガルト動物園等の繁殖プロジェクトにも関わり、仕事で世界各地を飛び回る忙しい毎日です。

参考情報:横山暢彦氏関連のサイト
 www.zoomed.jp
 www.reptilmania.com

[瓜谷]

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2009年3月23日 (月)

アニメでスペイン語のお勉強

0badcfe2 マジンガーZファンのみなさんに朗報!
スペイン語でマジンガーZを楽しむことができます。
リスニングの勉強にいかがですか。

日本のロボットアニメは世界中に人気なんだけれども、中でもマジンガーZは、スペイン圏内でコアなファンがいるみたいで、マジンガーZのスペイン語吹き替えバージョン動画が取り揃えてあるサイトがあったみたいなんだ。

この続きは、『【動画】 マジンガーZのスペイン語吹き替え版が見られるサイト』(カラパイア)をどうぞ。

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覚えておきたい関連スペイン語表現 

dibujos animados アニメ

[瓜谷]

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2009年1月14日 (水)

スペイン情報:MARCATOONS

1 スペインサッカーファンに絶大な人気を誇るスポーツ紙はMarcaですが、そのインターネット版にとてもおもしろいコーナーMARCATOONSがあることを知りました。この耳寄りな情報を教えてくれたのは、スペイン語学科生の松尾君です。
以下、彼が書いてくれた文章を引用させていただきます。松尾君 ¡Muchas gracias!

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この動画はスゴイ!おもしろい!

アニメになったスペインの有名なスポーツ選手が毎回くだらないことを繰り広げてくれます。

フェルナンド・アロンソ(F!ドライバー)の運転するtaxiにアグエロ(サッカー)が乗ってきたり、メッシとエトー(共にサッカー)が雪山登山をしたり・・・・。

でも、これ、よく見るとうまくできた風刺になってるんです。スペインを深く知ればより面白くなること間違いないし!

私のお気に入りはちょっとお茶目な「アグエロ」とマイペースな前サッカースペイン代表監督「アラゴネス」です。

ちなみにページはhttp://www.marca.com/webmarcatoons/portada.htmlです。

ついでにオススメの動画も。

http://app5.marca.com/MarcaToons/VerVideo?codVideo=420(フェルナンド・アロンソ&アグエロ)

http://app5.marca.com/MarcaToons/VerVideo?codVideo=412(メッシ&エトー)

http://app5.marca.com/MarcaToons/VerVideo?codVideo=413(アグエロ)

http://app5.marca.com/MarcaToons/VerVideo?codVideo=323(アラゴネス前監督)


[瓜谷]

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2009年1月 4日 (日)

スペイン情報:ネットでどんどんテレビドラマ無料公開

1 スペインのTVドラマ・ファンのみなさん、朗報です。

スペインテレビのネット進出は今すごいことになっています。

以前、TVE a la carta の紹介記事でスペインのTVEの番組がネットで無料公開されていることをお伝えしたのを覚えていますか。
いつの間にか、スペインの主要チャンネルはどこも自局制作番組のほとんどをネット公開してしまいました。

スペインでは、日本よりもずっと早く、「いつでも好きな時間に好きな番組を見ることができる」時代に突入してしまったわけです。本当にすごい世の中になったものです。

そこで、スペイン語のリスニング教材としておすすめしたいのが各局のTVドラマシリーズです。

最初はわからなくても、見続けているうちに少しずつ人間関係や話の流れがわかりだすでしょう。想像力が働くようになると、不思議なものでせりふもだんだん聞き取れるようになるものです。そのうちにはまりだし、気がつくと、やみつきというパターンになるわけです。

TVドラマには一般大衆の嗜好や社会状況が反映するので、スペイン社会ウォッチングにもたいへん役立ちます。語学と文化を同時に学べる最高の生きた教材と言えるでしょう。シリーズの第一話から順番に見ることをおすすめします。

たとえば、以下のドラマ等が人気が高く、おすすめです。

Cuéntame
http://www.rtve.es/television/cuentame/videosdecima/index.shtml

AIDA
http://mitele.telecinco.es/buscador/index.shtml?categoryUID=TE_AIDA

Los Serrano
http://mitele.telecinco.es/buscador/index.shtml?categoryUID=TE_LOSSER

このほかにも面白いドラマはたくさんありますから、自分で探してみてください。

ご参考までに各局のネット公開番組情報を載せておきます。

TVE:
http://www.rtve.es/alacarta/index.html

Telecinco:
http://www.telecinco.es/indiceSite/indiceSite6.shtml

Antena 3:
http://www.antena3videos.com/

cuatro:
http://www.cuatro.com/videos/

LaSexta:
http://www.misexta.tv/home


[瓜谷]

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2008年6月26日 (木)

「みそ汁の作り方」をスペイン語で説明できますか。

 日本食ブームは世界を席巻しています。スペインでも日本レストランの人気はなかなかのものです。

 スペイン人のための「みそ汁の作り方」のレシピーを見つけたのでご紹介します。
なんと動画付きなのですが、おもしろいのは、みそ汁の入ったおなべを大勢の観客の前で順番に見せていくシーンです。

http://www.elmundo.es/yodona/2008/04/24/gastronomia/1209055242.html

[瓜谷]

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2008年5月10日 (土)

おすすめリスニング教材:Notes In Spanish

Notes  リスニングの勉強に最適なサイトの存在を知りました。Notes In Spanishというブログで、スペイン人女性とイギリス人男性の自然な会話が録画されています。流行語や口語表現の解説もあり、教科書にはあまり出てこない語彙の勉強にもなりますよ。

このサイトの存在は「ラテンオタクのこぼれ話」さんのブログで知りました。

携帯電話の利用についての議論や北京オリンピックの開催に向けての問題点の議論などなど、
とっても奥深いテーマを使用してスペイン語の学習につなげる番組を配信しているブログがあります。最近では、YouTubeを使った映像配信もしていています。
私も、時間のある時に試聴している優良ブログなのでご紹介です。

この続きは、「ハイクオリティーなスペイン語に触れることのできるブログ【Notes In Spanish】」(ラテンオタクのこぼれ話)をご覧ください。


[瓜谷]

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2008年4月10日 (木)

おすすめスペイン語リスニング教材:20minutos.tv

792719スペイン語学習者のみなさんに朗報です。今日は、リスニングの練習に最適のスペインの動画ニュースサイト20minutos.tvをご紹介します。このサイトの魅力は、たくさんのチャンネルがあり、国内ニュース、国際ニュース、社会面、音楽、スポーツ、芸能、など自分の関心のある分野のニュースを選べることです。ネットの動画は小さい画面のものが多いのですが、このサイトは大画面で楽しめます。もちろんニュースは毎日更新されます。ほんとうに便利な世の中になったものです。
http://www.20minutos.tv/

画面の左中央のチャンネルcanalesをクリックすると、別のチャンネルに切り替えることが出来ますよ。

[瓜谷]

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2008年4月 7日 (月)

日本語学習サイト:Escucha japonés

Aleyai  スペイン語圏の日本語学習者におすすめのサイトがまた一つ誕生しました。
Escucha japonés(http://escuchajapones.com/about/)は、日本語のダイアログが録音されていて、スペイン語による解説もあります。スペイン人の日本語学習者のリスニング教材ですが、日本人のスペイン語学習者にとってもたいへん役立ちそうです。podcastとして配信されているので、iPod等で、聞くことも出来ます。なによりも、ほんわかとした雰囲気が魅力の番組です。番組制作の様子を録画したビデオをご覧ください。
Vídeo: mi jefa
http://escuchajapones.com/video-mi-jefa/

[瓜谷]

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2008年3月21日 (金)

リスニングのお勉強:Lo que tú Quieras Oír(動画)

 Youtubeの視聴率第三位という動画は7分程度のスペイン語短編ドラマです。

彼女の日常に突然、彼から別れの電話が飛び込んできます。その後の彼女のリアクションがとても興味深いですよ。最後まで見て初めてタイトル「Lo que tú Quieras Oír」の意味が浮かび上がってくるように作られています。

http://www.20minutos.es/noticia/359206/0/video/youtube/corto/

[瓜谷]

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2008年1月24日 (木)

スペイン情報:アルプスの少女ハイジ

Default  スペインでも日本のアニメが大人気です。中でも世代を超えて愛されているのが「アルプスの少女ハイジ」です。もうずいぶん昔の話ですが、スペインでは、公開時、長い間視聴率トップに君臨した超人気アニメでした。

 ところで、このアニメ、主人公の名前が少しずつスペイン風になっています。例えば、ハイジはヘィディです。この辺の事情を興味深く解説した記事をご紹介します。

二年程前、初めてマドリッドに部屋を借りたときのこと。
キッチンから響くスペイン人の同居人の歌声。
「モシモ~、チイサナ~、コヤノトリ、アイタ~ラ~♪」
惜しい!
そう、ちょっと歌詞に間違いはあれども、でもこれは、間違いなく、かの名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」のエンディングテーマ。しかも、(一部、歌詞がちょっとおかしいけれど)日本語!


(この続きは、http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=9985でご覧ください)

さて、この記事の中で、「アルプスの少女ハイジ」のスペイン語はとってもわかりやすくて、スペイン語の勉強にも最適とあります。どんなスペイン語か気になりませんか。そんなあなたは以下のリンクをクリックしてみてください。懐かしさに浸れますよ。

http://es.youtube.com/watch?v=wDxl6wNGt9Y

[瓜谷]

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2008年1月 8日 (火)

スペイン語講演会:現代美術を語る

 現代美術に興味のあるあなたにお勧めです。
スペイン・カタルーニャの芸術家Perico Pastor氏による講演会
「Perico Pastor 現代と自分を実践する」(入場無料)が開かれます。

2008年1月15日(火)17:30-19:00上智大学 中央図書館9階921号室
詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。

http://www.info.sophia.ac.jp/ceh/CEHFiles/20080115conferencia.html

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2007年9月25日 (火)

スペイン語であそぼ(1):「El juego de los colores」

Juego_de_los_colores 遊びながらスペイン語を学べるサイトを見つけました。
http://www.tudiscoverykids.com/juegos/index.shtml?vEstado=0

スペイン語圏の子供用教育ゲーム集サイトで、2歳から5歳までの子供用セクションと6歳以上の子供用のセクションに分かれています。子供用だとあなどれません。相手はネイティブスピーカー、スペイン語運用能力はたいしたものだからです。

今日ご紹介するゲームは2歳から5歳用の「El juego de los colores」。(画面上左端のアイコン)、質問に答え、色を混ぜ合わせ、正しい色を作り、塗り絵に色を塗ると正解という単純なゲームですが、なんとなく癒されます。(笑)

質問は全てスペイン語なので、リスニングのいい練習になりますよ。
レベルとしてはスペイン語学科2年生に最適?

[瓜谷]

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2007年8月24日 (金)

スペイン語映画紹介:「アモーレス・ペロス」

Cine1  今回紹介する映画はメキシコ映画の傑作「アモーレス・ペロス」です。ちなみに、1999年制作のこの映画、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞他、世界中で様々な賞を受けていて、2000年東京国際映画祭でもグランプリ&監督賞を受賞しています。スペイン語学科生必見映画の一つです。

 この映画の本質をよく理解している解説を見つけたので、ご紹介します。

報われない愛にもがく人間模様を激しくも哀しく描いたラテン映画の名作が登場!

 一台の車が暴走している。どうやら後方車に追われているようだ。しかも追っ手は拳銃を持っている。逃げる二人の若者は、必死に追ってくる車をふりきる。しかし、うまくかわしたと思った瞬間、彼らは交差点でもう一台の車に激突しまう・・・。ダウンタウンに住むオクタビオは兄ラミロの妻スサナに恋心を抱いている。ラミロは表向きはスーパーのレジ係だが、裏では仲間と強盗を重ね、その金を家には入れずに遊んでいる。暴力的でスサナにもつらくあたる兄から彼女を救い、街から逃げ出すことがオクタビオの夢だったが・・・。

続きを読む "スペイン語映画紹介:「アモーレス・ペロス」"

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2007年7月28日 (土)

日本製アニメでスペイン語を勉強しよう

Default  「クレヨンしんちゃん」はスペイン語圏で大ヒットしている日本製アニメの一つです。スーパーなどでもしんちゃんのお菓子をよく見かけます。その他にもスペインでは、ドラえもんやセーラームーン、名探偵コナン、ドラゴンボールなど多くの日本製アニメが放映されています。内容がわかっていて、気軽に見れる日本製アニメもスペイン語のいい教材になります。

 でも、日本でスペイン語版の日本製アニメが見れるのでしょうか。はい、ご心配なく。YouTubeのスペイン語版を利用すればいいのです。

 

http://es.youtube.com/

このページを開いたら、一番上の検索欄(buscar)でたとえば、shin chanと入力して、検索してみてください。スペイン語版のしんちゃんがずらりと出てきます。

http://es.youtube.com/results?search_query=shin+chan&search=

どうですか。すごいでしょう?

こんどは、dragon ball で検索してみましょう。

http://es.youtube.com/results?search_query=dragon+ball&search=

ねっ? 便利でしょう?

さあ、それでは、マンガを見ながらスペイン語の勉強を楽しんでください。(笑)

[瓜谷]




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2007年3月28日 (水)

スペイン映画DVD紹介:El Bola

 

Elbola 現在スペインでは、親による児童虐待が社会問題化しています。そして、このスペイン社会の闇の部分を告発した映画がこのEL Bolaです。
2000年度のゴヤ賞の最優秀映画賞ほか4部門を受賞し、スペインで大ヒットしました。

 EL Bolaとは12歳の少年のあだ名で、彼は父親から虐待を受け続けています。日本でひどいイジメにあっている子が人に言えないように、彼もだれにもその事実を言えません。心身共に深く傷ついているEL Bola少年は、だれにも心を開くことができなくなっていました。そんなある日、彼のクラスにやって来た一人の転校生と知り合うことで、彼の人生には大きな転機が訪れます。転校生やその親のやさしさから、現実を直視する勇気が与えられ、最後には、自分の父親と対決するまでに成長します。

 暗く重いテーマの映画にもかかわらず、少年たちの友情がまぶしいほどさわやかに描かれています。この映画の見所は主人公のEL Bola少年を演じたJuan José Ballestaのたぐいまれな演技力で、彼の純粋で魅力的な笑顔はいつまでも記憶に残るでしょう。

 スペイン語字幕付きDVDつきなので、スペイン語学習教材としてもおすすめです。

(スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年3月27日 (火)

エクアドル映画DVD紹介:CRONICAS (「タブロイド」)

 

Htavcoverimage この映画、たまたまTSUTAYAで見つけたのですが、衝撃的な作品でした。

 2004年のエクアドル・メキシコの映画。サンダンス・NHK国際映像作家賞でラテンアメリカ部門を受賞し、大評判になりました。監督は、セバスチャン・コルデロ。出演は『ムーラン・ルージュ』、のジョン・レグザイモ、メキシコの俳優ダミアン・アルカザール、『トーク・トゥ・ハー』、『死ぬまでにしたい10のこと』のレオノール・ワトリング。

 南米エクアドルが舞台のサスペンスドラマで、ストーリーは

物語の舞台は子供ばかりを狙った連続殺人鬼に震え上がるエクアドル。連続殺人鬼は「モンスター」と名付けられ、連日、新聞の一面をにぎわせている。この日 も被害に会った子供の葬儀が執り行われていた。この事件を取材するためにマイアミからやって来た人気ジャーナリストとクルーはその現場で予想もしていな かった出来事に遭遇する。路上に飛び出してきた子供を車が撥ね殺し、その運転手がその場にいた住民や撥ね殺された子供の父親のリンチに遭ったのだった。悲 劇的なことにその子供は「モンスター」に殺された双子のもう片方で、両親にとって残された唯一の子供だった。そして事故を起こした男の車には彼の子供も同乗し、近くには身重の妻もいた。車を運転していた男とリンチをした男は逮捕され、刑務所へ。翌日、刑務所を訪れたジャーナリストに事故を起こした男から 「モンスター」しか知りえない、「モンスター」に関する情報がもたらされる。・・・(http://www.movienet.co.jp/movie/opus05/tabloid/index.htmlより引用)


 冷酷非常な連続殺人犯は、家族思いのやさしい父親の一面も兼ね備えた人物として描かれています。そこでは、人間性における善と悪の境界線がぼやけています。

 そして、報道における演出とやらせの境界線、正義と偽善の境界線がどれほど不確かなものであることに気づかされます。

 普段われわれが正しいと信じている価値観がどれほど不確実なものであるかを思い知らされます。

 関連情報:映画「タブロイド」公式HP http://www.tabloid-movie.jp/
 関連情報:タブロイド【映画情報】ムービーネット  
  http://www.movienet.co.jp/movie/opus05/tabloid/index.html

 [瓜谷]

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2007年3月26日 (月)

新作映画DVD紹介:La vida secreta de las palabras(あなたになら言える秘密のこと)

 

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 先日まで日本で公開されていた「あなたになら言える秘密のこと」のDVDがスペインではもう入手できました。この作品は、「死ぬまでにしたい10のこと」のイサベル・コイシェ監督の最新作で、今回もアルモドバル監督がプロデュースしています。2005年のゴヤ賞の最優秀作品賞と監督賞を受賞し、世界各国で高く評価された作品です。


あらゆる感情を封印したかのように誰にも打ち解けず、黙々と工場で働くハンナ。その真面目過ぎる働きぶりを上司にとがめられ強制的に取らされた休暇中、思いがけないことから油田掘削所の事故で大怪我をした男・ジョゼフの看護を買って出る。向かった先は海に浮かぶ油田。そこには陽気で腕のいい料理人をはじめ風変わりな男たちが働いていた。彼らと生活を共にするうちにハンナは次第に笑顔を取り戻して行くのだが…。
イサベル・コイシェ監督が、再びサラ・ポーリーを主演に描く愛と命と再生の物語。チキンとライスとリンゴだけの食事、執拗に手を洗い、電話をかけても一言も発しない。カメラはハンナの孤独な暮らしを追い、やがて海上の油田掘削所に舞台を移す。外界から隔絶された場所と孤独志向の男たちに居心地の良さを感じ、視力を失って寝たきりのティム・ロビンス演じるジョゼフの言葉に耳を傾けながら彼女は少しずつ心を開き、遂には自らの過去を告白する。生きていることを恥じるほどの痛みに苦しんでも尚、生き続けるハンナの姿に、人はどう過去を背負い、未来に希望を見出して行くのかが見事に描かれている。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10057/story.htmlより引用)


 主人公であるハンナの心の闇の原因があまりにも衝撃的なだけに、そんな彼女が人に対して心を開き、人間らしい感情を徐々に取り戻していく姿は感動的でした。

 日本で公開されたときは、セリフは英語ですが、スペイン製DVDはスペイン語の音声と字幕も収められているので、スペイン語の勉強にも最適です。

 (スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

 関連情報:「あなたになら言える秘密のこと」映画公式HP
    http://www.himitsunokoto.jp/

[瓜谷]

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2007年3月24日 (土)

映画DVD紹介:Las cartas de Alou

 

Alou
 スペインの海岸には、毎日のようにアフリカ大陸からたくさんの密航者が小船で漂着していることを以前の記事で書きました。彼らにはどんな運命が待ち受けているのでしょうか。

 そんな疑問に答えてくれるスペイン映画のDVD(Las cartas de Alou:「アロウからの便り」)を入手したのでご紹介します。

 この映画は、現代のスペインの大きな社会問題である不法移民のおかれた厳しい状況を描いた社会派ドラマです。スペインでは、このように今直面している社会問題をテーマにした映画がたくさん作られています。

 主人公のアロウはアフリカの黒人青年。より人間的な生活を夢見て、小船に乗って地中海を渡り、スペインへ密航します。なんとかスペインにたどり着いたものの、お金もパスポートもありません。不法移民の彼が手に入れることができる仕事は、スペイン人がいやがるようなきつい労働だけです。

 タイトルである「アロウからの便り」とは、アロウが故郷の両親に書く手紙のことです。手紙では彼の目から見たスペインの生活が語られます。スペインではいろいろな仕事に従事しますが、そのひとつが安物装身具の行商です。両親への手紙の中で、一番売れる場所についてこんなふうに説明しています。

 「一番儲かる場所はね、いかがわしい女たちのいるクラブなんだ。酔っ払い客が女たちの歓心を買うために、装身具をたくさん買ってくれるからね。」

 アロウの目の前にはいつも多くの困難が立ちはだかっています。言葉と異文化の壁、偏見や差別。警察に捕まれば強制帰国です。そんな逆境の中で、同じ境遇の仲間たちと助け合いながら、たくましく生きるすべを学んでいくのです。

 スペイン語字幕付きDVDつきなので、スペイン語学習教材としてもおすすめです。

(スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年3月19日 (月)

こんなリスニング教材はいかがですか。

 スペイン語圏の人々のするジェスチャー「スペイン語ジェスチャー小辞典」(白水社)という辞書をご存知ですか。これは、スペイン語圏の人々が日常よく使っている基本的な身ぶり130項目あまりについて詳しく解説したもので、各動作にイラストもついています。

 なんとこの辞書のインターネット版DICCIONARIO DE GESTOS ESPAÑOLESが無料で公開されています。こちらはイラストの代わりに各動作のビデオ映像までついています。身ぶりが実際に使われている生き生きとした対話場面が映像と音声で再現されているので、よりわかりやすくなっています。

 このネット版の辞書を、リスニングの教材として使ってみませんかというのが今回の提案です。使い方を説明しましょう。辞書の最初の項目がacercarseとなっているので、試しにこの項目から始めてみましょう。

 

http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/~ueda/gestos/gestos.htm#[[Acercarse]]

Acercarse

>>***[VIDEO]
María. José: Ven, ven, que te vas a enterar.

 

 [VIDEO]の部分をクリックすると映像と音声が再現されます。この場合、あらかじめセリフを読まないで、音声だけに集中してください。短いセリフですがナチュラルスピードなので、結構苦労するのではないでしょうか。

 この教材がリスニング教材としてもすばらしい理由は

 1)とても自然なナチュラルスピード(日本人にはとても速くて難しい)

 2)短い場面を切り取ってあるので、何度でもそこだけ繰り返して聞ける。

 3)映像付きで、ジェスチャーまで知ることができる。

 ぜひ試してみてください。とてもいい耳の訓練になりますよ。

 [瓜谷]

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2007年3月15日 (木)

新作映画DVD紹介:Alatriste

Alatriste
 17世紀のスペインを舞台にした歴史冒険ドラマで、本年度のゴヤ賞三部門を受賞した作品です。スペイン・米合作で、主演はロード・オブ・ザ・リングのヴィゴ・モーテンセンで、イスパニア歩兵連隊の兵士アラトリステを演じています。ちなみに、イスパニア歩兵連隊とは、当時のヨーロッパ諸国で、泣く子も黙ると恐れられたスペイン精鋭部隊です。

 日本ではまだ上映されていないので、スペインから注文したDVDで見ました。見所は17世紀のスペインの様子が忠実に再現されているところです。特に興味深かったのがイスパニア歩兵連隊の戦闘場面です。この歩兵連隊の構成は、約3000人の兵士が12中隊に分かれ、鉄砲隊と長槍隊が中心でした。

 

Velasquez2
 長槍隊が使っていた槍は、ベラスケスの名画「ブレダの開城」の背景画面右側に林立して描かれていますが、見たことはありますか。ちなみに映画でもブレダの開城のシーンが出てきます。この映画を見て、なぜ長い槍が使われたのか、はじめてわかりました。この槍は攻めるよりも守るときに威力を発揮するのです。

 当時、戦場では、歩兵連隊の鉄砲隊が主力になりますが、銃は弾を詰め替えるのに時間がかかりました。この間に敵の騎馬兵から攻撃を受けます。そのとき、歩兵連隊は円陣を組み、長槍隊が無数の長槍を前方に倒して掲げ、盾とするのです。こうして、歩兵連隊が一匹の巨大なハリネズミのようになります。スゴイ発想法です。これでは、敵の騎馬兵も容易には近づけません。

 さて、この映画の原作は、アルトゥーロ・ペレス=レベルテのベストセラー小説
キャプテン・アラトリステ・シリーズ」です。すでに日本語版も出版されています。

 熱狂的なファンが多く、日本でも「13世紀トレドでアラトリステをチーム翻訳する」といったブログまで存在します。 ちなみにこのDVDはスペイン語字幕付きですので、スペイン語の勉強にも最適です。

 (スペイン語字幕付きのDVDによる学習法は前掲記事「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強」をごらんください)

[瓜谷]

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2007年2月18日 (日)

スペイン映画DVDでリスニングのお勉強(理論編)

聞く力が伸びないと悩んでいませんか。あなたが中級以上のレベルでしたら、最強の秘密兵器をご紹介しましょう。

それは、スペイン語字幕付きのDVDです。日本語字幕ではありません。スペイン語字幕が大切なのです。つまり、スペイン語音声を聞きながらスペイン語字幕が読めることがポイントです。

それではスペイン語字幕付きのDVDの使い方を説明しましょう。映画が始まってセリフの字幕が出た瞬間に、ポーズ機能で静止画にします。セリフを声に出して読みましょう。つぎにポーズを解除して、実際の音声を確認します。これを映画の最後まで繰り返すだけです。なんだ、そんな方法かと思いましたか。ところがどっこい、大変効果があるのです。

メリットはつぎの4つです。

続きを読む "スペイン映画DVDでリスニングのお勉強(理論編)"

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スペイン映画紹介 Volver

Photo_5 「スペイン映画DVDでリスニングのお勉強(作品編)」シリーズの第一弾です。
スペイン語字幕付きのスペイン映画DVDの中からお薦めの作品を選んで時々紹介していきます。

第一回目に紹介する作品はスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督最新作のVolverです。

日本では公開前ですが、スペインではすでにDVDが発売されています。
主演のペネロペ・クルスはこの作品でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされました。敬愛するアルモドバル監督のもとでとても魅力的な演技です。
代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』でもそうですが、アルモドバル監督の映画で女性達はなぜ、あんなにも生き生きとしているのでしょうか。

『VOLVER(ヴォルべール)』(原題)がカンヌで記者会見を実施!)

[瓜谷]

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